ホロコーストを描いたガブラス作品
ユダヤ人虐殺に心痛めたドイツ人
2002年のドイツ・フランス・ハンガリー・アメリカの合作映画「ホロコースト」という作品を知人からDVDを借りて観ました。そのDVDを観た人が是非見るように勧められましたので、借りて観たのです。ドイツの親衛隊でありながら、化学専門の主人公は害虫駆除の専門家でしたが、ある日、ユダヤ人収容所で害虫駆除をするから、その薬品を送ってくれとの依頼を受けます。その量が半端でなく、かなりの量なので驚きます。実地の検分をしてくれといわれ、現場を見ました。そこで見たものは集団虐殺でした。衝撃を受けた主人公はそれを中止させようとローマ法王に親しい人物と接近して、その虐殺を非難するように働きかけますが…。結果はその意は届きませんでした、その事態を憂慮する法王側近の若い司祭も何とかしようと奮闘しますが…。結末は書かないでおきましょう。ナチスという組織の中で、その戦争に疑問をもった人物やその賛同者の描写が観る者の胸を締めつけていきました。劇場未公開作品ですが秀作でした。監督は「Z」「ミュージックボックス」などで圧政やナチス犯罪への糾弾をテーマに演出する名監督です。こういった問題をコラム歳時記でも掲載しています。
『コラム歳時記』 2009年8号91頁に記事転載
【編集部.T】







