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2009年08月31日

アポロ11号月面着陸から40年

国際アイコン 人類、次の一歩は?

アポロ11号に関する思い出を適当に語ってみます。

1969年、アポロ11号の月面着陸は(たしか)リアルタイムでTVを観ていました。
世界中が注目していました。
着陸後の月面着陸機と、当時ニクソン大統領だったと思いますが、その映像が合成されて大統領-宇宙飛行士の会話が生中継されていたような記憶があります。

また、宇宙飛行士がピョーンピョーンと飛び跳ねながら月を歩いていたような映像も記憶に残っています。
一度コケたら一人では起き上がれないというようなウワサを聞いていましたので、大丈夫かな、とけっこう心配しながら見てました。

有人着陸が実はウソだったというような映画もありました(「カプリコン・1」)。
あちらは火星着陸だったと思いますが。
それがもしかしたら月の話だったかもしれないとは、当然想像したわけで、あのくらいの特撮ならできそうだなぁとは思いました。
円谷プロに頼めば大丈夫、と。
まさかそんなことはないだろうとは信じてはいますが。

また、コンピュータによる緻密な計算があって月面着陸は可能になったと聞きましたが、アポロに搭載されていたコンピューターは初代ファミコン並みの(というかずっと低い)性能だったと(ずーっと後に)聞いて、ゾッとしました。
初代ファミコンが1987年だということですから、約18年後のおもちゃ並みということですね。まあ、ファミコンのようなグラフィック能力は必要ありませんが。
それで充分だったのでしょうけど、宇宙空間でファミコンに命を預けていたのかと思うと…。
もちろん、ちゃんとした計算は地球側の高性能なコンピューターで行い、ファミコンの方は簡単な制御を行っていただけだろうから、何よりも信頼性が大事(ペンと紙で計算するよりも速ければそれでいい、くらいの)だったとはわかっていますが、それでもなんとなく、ね。

目に見える成果としては大阪万国博覧会にやってきた月の石でしょうか。
11号が持って帰ったかどうかははっきり覚えていませんが。
万博には学校全体のイベントとして行きましたけど、人気のアメリカ館、ロシア館は入らなかったので実物を拝んだことはいまだありません。
鉱物には(鉱物標本も持っていたくらい)興味がありましたが、ぼくがガラス越しに見ても、ただの石ころ以上のなんの意味もないと思えましたし。

「アポロチョコレート」なんてチョコもできましたね。いまだにありますが。
あれはやはり、着陸船に似ている形だからそういう名前なのでしょうね。
もっとも、月面着陸機ではなく、地球の大気圏に突入する部分に似ているのでは?と思いますが。
あるいはロケットっぽい円錐で、段に分かれるというあたりのイメージかもしれません。

それはさておき、米国の宇宙開発はその後スペースシャトルにシフトしてしまい、なんとなく実用っぽくなり夢を追う感じではなくなりました。
威信をかけた(当時の)ソ連との宇宙開発合戦にいちおう勝利したというような安堵感もあったのでしょう。
それにしても、人類の次の一歩は、いつ、どこになるのでしょう?
期待していた火星への有人飛行などはいまだにメドすら立っていません。
アポロ12号で月に降りたアラン・ビーンさんは火星に行くべきだと語っておられます(もちろん米国が行くべきだと)。

英国・タイムズ紙では、天文学の第一人者マーティン・リース卿が次に月に人を送るのは中国ではないかと述べておられるそうです。
たしかに、日本や米国ならば今はなによりも安全を最優先せざるを得ないでしょうが、中国ならば国の名誉を最優先できるかもしれません。
中国はしかし、日本をライバル視しているようです。
とはいえ、当時の米ソの敵対関係のような熾烈なライバル意識はないようだとも。
そうかもしれませんね。
個人的にも、どの国でもいいから、また一歩を記してほしいと感じています。もちろん、それが日本だったらさらに嬉しいでしょうけど。

そして、やはり次は火星に行ってほしい。
次の皆既日食と、人類の火星到着と、どっちが先になるでしょうか?
どっちにしろ、生きている間に見ることはかなわないかもしれませんが。

リンク集

切抜き速報 科学と環境版』 2009年10号72頁より記事転載

【編集部.M】


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