岡本武男さん
現役なひと
91歳。
東京の中高一貫校に。
校長として就任して。
あわただしい日々を過ごしています。
1971年、51歳のとき。
はじめて都立高校長に。
二つの高校長を務め定年退職。
退職後は私立校の校長に。
78歳まで務めました。
それからは。
悠々自適な日々。
昨春から打診を受けて。
断り続けたものの。
あなたしか考えていないと説得され、
この春に就任。
5月で91歳を迎えました。
現役のときは、
熱血校長として。
生徒にぶつかっていたそうです。
これまで退学を命じた生徒は
一人もいない。
入学させた以上
面倒を見るのが姿勢だそうです。
いまでも貫く思いとは。
『子どもに好きなことがあれば、
やらせたらいい。
そっちに引っ張ってやるのが教師の務めです。
だから僕はいつでも聞くんです。
「君は何をやりたいんだ」と。』
教師が生徒にできること。
勉強を教えるだけではないはず。
教師と生徒の関係。
お互いが信頼し合えるように。
学校とは、教育とは。
そんなことを考えながら。
本を作っています。
(毎日新聞2009.6.2朝刊)
『切抜き速報 教育版』 2009年8号26頁に記事転載
【編集部.О】







