検診で予防
100%防げるから
米国 82.6%
フランス 74.9%
カナダ 72.8%
日本 23.7%
この数字が表しているのは、日本とOECD加盟国から抜き出した国の子宮頸がん受診率を比べたものです。
これ以外の先進国では、ほとんどが60-80%という高受診率となっています。
では、そもそも子宮頸がんとはどういうがんなのでしょう。
女性特有のものであることは確かです。
子宮頸がんは、子宮の入口(頸部)にできるがんです。
HPV(ヒト・パピローマウイルス)に感染することで起こります。
そんなウイルスには感染しない、というのではなく、性交渉があれば誰でもその可能性があります。
多くが自分の免疫で排除できるそうですが、約1割が排除できないのです。
ただ、感染後5-10年の月日がかかり、その間の検診で100%防ぐことができます。
子宮頸がんがウイルス感染によるものだということを知っているという人は、未だ多くありません。
子宮頸がんも含め、政府は女性のがん検診を向上しようと、子宮頸がん、乳がん検診の無料クーポン券を配布しています。
世界との差を考えても受診率向上には、力を入れて欲しいものですが、妊娠で初めて婦人科を受診し、子宮頸がんが悪化していたケースもあるといいます。
こうした現状を考えると、定期的な婦人科健診に女性が足を運びやすくする、そんな環境づくりも必要ではないでしょうか。
あるアンケートでは、2人に1人が、婦人科受診に抵抗感があり、20代、30代の7割が定期的に婦人科を受診していないという結果もあります。
風邪など、からだの変化があるときは、受診することが多い人も婦人科となると、行く気になれないということはよく聞かれます。
デリケートな診察で、どういう検査項目があるのか分からないなど、多くの不安が受診しにく理由となっているようです。
学校で、また家庭内で積極的に教育が行えるような環境を整えることも重要なことだと思います。
自分のからだを知って、正しい知識を得ることは、大切な権利の1つとして認識する必要があるのではないでしょうか。
参考サイト
『切抜き速報 健康りてらしぃ』 2009年9号88頁に記事転載
【編集部.K】







