天草四郎は結婚してた?
新史料発見
天草四郎。
天草・島原の乱の総大将となり、
幕府の軍勢と戦ったといわれています。
キリスト教の信仰厚く。
わずか16歳でなくなったことで。
ヨーロッパの中世に突如現れた、
ジャンヌ・ダルクにも似たような印象でした。
しかし妻がいた可能性を示す史料を発見。
尾張徳川家所蔵の史料、
「天草陣雑記」中の記述。
有馬監物貞次という人物の説明に。
「四郎舅」と書かれていたのです。
つまり配偶者の父親ということに。
当時の16歳といえば元服は終えています。
だから妻がいてもおかしくはないそうです。
他の史料でも。
四郎が打ち取られた際に、
女性が付き添っていた記述も残っているそうです。
この史料ひとつで、
ただちに決められないそうですが、
新しい説として研究が進められるのでしょう。
妻がいようがいまいが、
関係ないといえばそれまでですが、
歴史とは何か、
考えさせられることのひとつかもしれません。
歴史とは人が生きてきた道そのもの。
本来生々しいものなのでは。
勝手に美しい少年というイメージで見ることも、
歴史の見方としては、どうなんでしょう。
最近の歴女ブームと合わせてみると。
何かが見えてくるかもしれません。
(熊本日日新聞2009.6.11朝刊)
『切抜き速報 社会版』 2009年9号87頁に記事転載
【編集部.О】







