高齢者の着衣着火を防ぐには?
安心・安全のために身につけよう
家に帰ると真っ黒なものが水に浸かっていました。
またでした。
82歳の祖母が、料理の火を消し忘れて鍋を焦がしてしまいました。
これで何度目でしょうか。
次は家が焼けるから、今以上の注意が必要だと伝えましたが、反応はイマイチでした。
今年3月に行われた総務省消防庁が発表した「平成20年(1-12月)における火災の概要」には以下のデータがでています。
昨年総出火件数は5万2394件。
住宅火災(放火自殺を除く)の死者は1123人(昨年より25人減っています)。
この中で65歳以上の高齢者が711人。
全体の63.3%が65歳以上の高齢者で占めています。
逃げ遅れが1番多く、次に着衣着火ががその理由となっています。
この着衣着火での悲劇をなくす1つの方法があります。
それが、難燃繊維のアームカバーやエプロンを使うというものです。
この繊維は、火にふれても燃え広がらず、素材そのものが防火性(自己消化性)をもちます。
難燃繊維というと少し聞きなれない言葉ですが、防炎製品と言うと分かりやすいかもしれません。
火事になるから、危ないから、高齢者から火を遠ざけることはできないでしょう。
自分で自分の好きなものを調理し、そして食べることは、高齢者自身が自分らしく生きる大切な日常の一部と考えられるでしょう。
ちょっとした工夫や見守りで、どう継続できるのかを話合うこと、考え実効することが重要な気がします。
参考リンク
『切抜き速報 高齢福祉編』 2009年9号12頁に記事転載
【編集部.K】







