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2009年09月17日

イチローの大リーグ新記録

ひとアイコン ルーティンワークのなせる技

ついにイチローがメジャーリーグの記録を塗りかえました。9年連続200安打です。2、3日、雨にたたられ試合が雨中で続行されましたが、雨あがりのフィールドでの打席で内野安打で一塁に走りぬけ、200安打を達成しました。思えば、今年はWBCでの試合は極度の不振でした。韓国との決勝戦での打席に入る前のプレッシャーは凄かったと語っています。今までにない重圧で血の気がひき、頭痛がして、吐き気さえあったそうです。その決勝打を打つ前、これでイチローは人々の前からダメ選手として記憶されるか、ここでヒットを打ち、やはり並の選手じゃないという記憶になるか、そんなことを考えたそうです。それを跳ね返しての一打でしたので、今シーズンは始まり、オープン戦でのめまいやシーズン中での肉離れの前兆などがあっても、どんな状況で打席に入っても、WBCのことを思えば、どうということはないと述懐していました。彼はシーズン前から、日本から取り寄せたウエートトレーニング用マシンで鍛えていました。筋肉を増強するためのマシンではなく、内股の筋肉を鍛えたり、人間の動作でできない鍛え方をするマシンでトレーニングしているのです。球場にはいっても、同じ練習を同じ時間に消化し、試合に臨みます。あのイチローがWBCでの苦悩する内面を語ったのを初めて見ました。あのイチローをもってしても、大ピンチがあったのです。それをプラス思考に切り替えることが彼の偉大さであり、打率を考えるより、ヒットの数を考えると言います。打率は打てなければ、下がるが、ヒット数は積み重ねで減ることはない、だからヒットの数を増やすことですと話してました。ピート・ローズの4000本台の安打数を破ってほしいものです。また願わくばあのジョー・ディマジオのアンタッチャブル・レコードといわれる56試合連続安打にも挑戦して、破ってほしいものです。さらに1941年の不世出の大打者テッド・ウイリアムズの記録した4割にも挑んで欲しいのです。イチローの語ったWBCでの一打は「コラム歳時記」にも掲載しています。

コラム歳時記』 2009年5号170頁に記事転載

【編集部.T】


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