介護予防の現場
うんどう教室
小さい頃、外遊びと言えば近所の公園と広場でした。
走り回ることは苦手でしたが、すべり台、ジャングルジム、鉄棒、ブランコなどの遊具を使うことは好きでした。
そんな公園ですが、数年前(もう少し前からでしょうか)からその様相が変わってきているのをご存知ですか。
遊具による事故が影響しているのかもしれませんが、子ども対象の遊具が減り、大人も利用できる健康遊具をよく見かけるようになりました。
実はこうした公園で、高齢者を対象に、介護予防や健康維持を目的にした運動方法を教える教室が全国に広がっているそうです。
財団法人「体力つくり指導協会」が「うんどう教室」という名で運動方法と専用の遊具が開発された始まったのが平成5年だそうですから、今から16年前ということになりますね。
では、その運動の内容はどんなものなのでしょう。
特に複雑なものではなく、階段の上り下りを楽にすることを主とした4種類だそうです。
4種類というと少なく感じますが「習った運動を自宅でも実際にやってもらえるように」というのが目的にあるからといいます。
また、それぞれの遊具には運動法が描かれたイラストが付いているので、1人でも自分のペースでできるから安心といえますね。
公園というと、子どものため、というイメージが強かったのですが、子どもから高齢者まで身体を使って楽しめる場として、また世代を超えたコミュニティの構築や地域のつながりを高めたり、と新しい何かを生み出す場としても認知されても良いのではないでしょうか。
介護予防に公園へ行こう、もいいのでしょうけれど、あの公園にいくと楽しいし、運動にもなるから、とニコニコ顔で行くことで心にも身体にもとても良い介護予防になる気がします。
『切抜き速報 高齢福祉編』 2009年10号54頁に記事転載
【編集部.K】







