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2009年10月18日

もしも酸素がなくなったら?

はてなアイコン アニメ「エレメントハンター」について

NHK教育テレビのアニメ「エレメントハンター」をご存じでしょうか?
と言いながら、こちらも初回と2回目を観ただけなのですが。

かつてハレー彗星だったかが近づいたとき、空気を持っていかれてしまい、5分間だけ呼吸できなくなるという噂が流れたことがあったそうです。
そのために自転車のチューブが大売れしたとか。
チューブの中に空気を入れておいて、苦しくなったら吸うというわけですね。なかなかすごい発想。理にかなってないとは言い切れないけど。

そういう話ではないですが、地球上(の一定の地域から)もしも元素がなくなったらというのが「エレメントハンター」というアニメです。
地球上から特定の元素が消失し、それを取り戻すために、選ばれた子どもたちが活躍するという物語です。
と、思います。

最初は観る気充分だったのですが、ここではなぜ2回だけでやめてしまったかという話です。

ひとつには絵柄があまり好みではなかったということはあります。
そしてもうひとつ。

初回で何かの元素(何だったかは忘れました)が消失した地域には巨大な穴が開いているという表現をしていました。
実際そうなるかどうかはわかりませんが。
個人的にはその辺を期待していました。
限定された地域内で、ある元素がなくなったら果たしてどうなるのかという科学的なシミュレーションの部分に。

たとえば元素としての酸素が完全になくなった場合の大気。
大気組成はほとんどが窒素になる。
二酸化炭素と一酸化炭素は炭素に変わる。
窒素は炭素とは結びつきにくそうだけど、水は水素に変わる(一瞬のうちに水素を生成できるその原因がはっきりしたらすごいエネルギー源になるかもしれませんね)ので、実際の大気には存在するはずの水蒸気が全部水素になり、炭素と水素が結びついてたとえばメタンになるとか。
そしてまた、オゾンはそれ自体が完全に消失する・・・
しかし、瞬間的に変化外の空気と混ざり合い何事もなくおさまるのか、それとも気圧等が変化し局地的な大暴風でも発生するのかとか。
あるいはマグネシウムが絡むとそういう事態を発生させることができるかもしれない?
あるいは何かが触媒となって発生している事態だとしたら、それは何なのか。
百歩譲ってファンタジー的な原因(魔法など)でそういう事態が発生したのだとしても、それでどうなるかは科学的に表現できるはず。
大気中だけならともかく、土中や人工物中にどんな元素があるかわからないので、正直なところどうなることやら見当もつかないです。
とかなんとか、そういうことをどんどん突き詰めていって、その結果どんな状態になるのかということを教えてほしかった。
だからこそ興味があったのですけど。

そして、なぜ地球上のみでそれが発生し、宇宙空間や月は大丈夫なのかというSF設定の部分も。
それは後の展開でわかったのかもしれませんが、観た範囲内ではその辺は出てなかったです。
今はどうなっているのかわかりませんが。
まあ、ドラマやアクションの部分をメインにしないと誰も観てくれないとは思いますが。

今はとっても面白いよ!というご意見・ご感想があったらお教えください。
今からでも観てもかまわないと思ってますので。

関連リンク

切抜き速報 科学と環境版』 2009年11号に記事転載

【編集部.M】


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