石田三成
ファンが増えている?
豊臣秀吉の重臣として。
武力ではなく、
知力、頭のよさで認められた人。
天下統一が進むにつれて、
領国経営など含めた、
経済や貿易など実務官僚が必要に、
そこに登場したのが三成。
秀吉の死後、
徳川家康と対立して、
天下分け目の一戦。
関ヶ原の合戦で敗北。
これまで、
決して人気があったとはいえないでしょう。
それが最近は、
三成ファンが増えているそうです。
歴女ブームで、
ゲームなどでイケメンとして、
取り上げられることから、
女性が興味を持ち始めたのでしょう。
その一つであるだろう、
NHKの大河ドラマ「天地人」。
三成役は小栗旬さん。
主人公、直江兼続との友情は、
見ている方が恥ずかしくなるほどでした。
先日の放送で出番は終了。
ファンの期待に応えるものだったでしょう。
新たな石田三成像だったように思います。
ぼくにとって三成役者は、
かなり昔に、
司馬遼太郎原作「関ヶ原」をドラマ化したときの、
加藤剛さんが印象に残っています。
ブームは発掘にも影響が。
三成の居城、佐和山城。
遺跡として残る場所から、
武家屋敷の遺構がみつかったそうです。
名城とされた佐和山城の実像が、
近いうちに姿を現すかもしれません。
歴史というものは、
勝った方が都合のよいように、
後世に残すといわれています。
江戸時代になると、
徳川に対抗したことで、
陰謀・讒言などを好む奸臣として、
悪評が一般的に。
歴史だけでなく、
いま現在の出来事も、
後世からみたら、
どう評価されるのでしょう。
本を通して、
考えていけたらと思います。
(読売新聞2009.7.24朝刊)
『切抜き速報 社会版』 2009年10号86頁に記事転載
【編集部.О】








コメント
はじめまして!
ご訪問・コメントありがとうございます。
私も歴史が好きで大河ドラマは「独眼竜政宗」以来ずっと見ています。
三成は豊臣家のことだけを考えた私利私欲のない人だったと思います。
そんな人柄と小栗さんがマッチして人気が出ているのでしょうか。
当時の福島正則や加藤清正などの豊臣恩顧の大名が、三成に対する感情を押さえて後のことを考えていれば、あんな結果にはならなかったのにとたらればですが、思います。
長くなってすいません。また、お邪魔します。
Posted by: めぐみ | 2009年10月05日 12:15
コメント、ありがとうございました。
そうですね。三成の人柄とマッチしたのかもしれません。また、豊臣恩顧の大名たちの関ヶ原以後の悲劇は歴史的事実とはいえ残念です。福島正則しかり、加藤清正しかり。歴史については知れば知るほどおもしろいですね。
Posted by: 編集部 | 2009年10月05日 15:20