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2009年10月02日

とある彗星の物語

ものアイコン 魅力的なストーリーです

創世間もない頃の地球に、とある彗星がかすめるか落ちてくるかしたかもしれません。
その彗星には、なにやらいろいろくっついていたかもしれません。
そんな「いろいろ」の中のひとつが、あれやこれやあって、たんぱく質の原料になったかもしれません。
そんなたんぱく質があれやこれやあって、生命が生まれる素になったやもしれません。

またあるとき、彗星か隕石が地球に落ちてきたかもしれません。
それは、当時栄えていた恐竜なる生物を絶滅させたかもしれません。
自分の兄弟が生んだかもしれない生物を。

またあるとき、彗星か隕石が地球に落ちてくるかもしれません。
それは現在栄えている生命を絶滅させるかもしれません。
生命を運んでくる祝福の歌であったり、悪魔の歌であったりするかもしれません。

米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は17日、米無人探査機スターダストが彗星(すいせい)から採取した試料の中からアミノ酸を初めて見つけたと発表した。 アミノ酸は、たんぱく質を作る材料で、生命の誕生に欠かせない。「地球の生命は、彗星や隕石(いんせき)などによって宇宙からもたらされた」とする説を支持する発見となる。(彗星からアミノ酸、生命の宇宙起源説裏付け : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

宇宙にはあまねくアミノ酸が存在しているという説は魅力的ではあります。
パンスペルミア説なんかも同様に。
なぜならば、それらの説だと地球という星に生まれた生物は孤独ではなくなるから。
宇宙のどこででも生命は生まれる可能性が出てくるから。

さて、どんなもんでしょう?
よほどの画期的な発見でもない限り、その答えが出てくるときには、彗星から生まれたかもしれない成分を素に作られたぼくはすでにその生命を全うしているでしょうが。

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切抜き速報 科学と環境版』 2009年11号に記事転載予定

【編集部.M】


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