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2009年10月07日

高度成長以前の暮らし

くらしアイコン 電気製品がなかった頃

以前「3丁目の夕日」という映画がありました、丁度テレビが家庭に普及し始めた頃の家族を描いた作品でした。筆者の家に限っていえば、あの映画より1年後のテレビがわが家に入った記憶があります。映画でしか見られなかった映像が直接、家庭の届くのですから、ラジオの比ではありませんでした。皇太子のご成婚パレードの中継を見ようとテレビのある家に見に行ったことがありました。冷蔵庫もない頃には、母親が毎日、市場に買い物に行き、その日の食材を買ってきて、調理したものを食べていた時代でした。まさに冷蔵庫普及以前の生活は戦前と同じといっていいでしょう。電気冷蔵庫の普及と共に、食品が冷蔵できるようになりました。同時にスーパーが急速に出来てきました。市場や商店がそれと共に衰退していきました。市場や商店で客と店員がやり取りして買う光景もなくなっていったのです。家も借家から団地、さらにマンション、一戸建てというように変わっていきました。それと共に、核家族が当たり前となり、「隣の人は何する人ぞ」という対人関係も希薄になっていったことも見受けられます。江戸時代の長屋の住人のように助け合って、人情細やかな人間関係とまではいいませんが、道で親しく話をできるような関係さえ希薄になりつつある時代になったことも事実でしょう。若者の趣味についても、驚くべき変化といっていいでしょうがここでは言及しません。こういった暮らしについての文章が「コラム歳時記」には掲載されています。
コラム歳時記』 2009年10号に記事転載
【編集部.T】


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