高額な消耗品
プリンタ使わず20年
パソコンを使って長いのですが、もう20年ほどプリンタを持っていません。
昔はプログラムリストのチェックは画面上では難しいのでプリントアウトしていたのですが。
すんごい大音響のドットインパクトプリンタで(今思うと、名前からしてなんかすごそうですね)。
隣近所の皆さん申し訳ありませんでした。
今は、自分自身の用途ではデジタルデータはデジタルのまま持っていればいいです。
だからパソコンやネットの外に出力する必要は感じません。
普段はそれでいいのですが。
しかし、プリンタが欲しくなるときがあります。
そう、年に一度のあの時期です。
今年も、うかうかしている間に、もうそこまで来ています。
年賀状を書くとき。
年賀状印刷をまかなえるていどの機能でいいなら本体はかなり安くなってますね。
1万円でお釣りが来るものもあります。
ほとんど毎年のように、今年こそは買おうかとショップに行くのですが。
どうしても二の足を踏んでしまい、いまだ購入できず、です。
ゆえに、年賀状は相も変わらず手書きか手抜きな版画ですませてますよ。
なぜかというと。
年に一度しか使わないのに場所ふさぎだなあと思うのと。
そして、最大の理由は交換インクの値段が高いからです。
ちょっと使うとすぐ本体価格を突破することでしょう。
どうしても買う気になれないのです。
他にもありますね。
我が家にあるものではカートリッジ式のヒゲ剃りでしょうか。
カートリッジの刃は数本セットで本体の倍くらいの価格でしょうか。
これはまあ、高いといっても知れているので使ってますが。
こういうのを「消耗品ビジネス」というのだそうです(東京新聞2009.05.25朝刊)。
ちゃんとしたビジネススタイルというわけですね。
本体は採算ギリギリの価格で売って、その後の消耗品で儲ける。
とっつきは入りやすいが、入ったら苦しむ。
高利の借金のような風情があります。
ゲームマシンなどもそうかもしれませんね。
ゲームソフトは一種の消耗品なのでしょう。
マシンは、この性能でこの価格というのが信じられないくらいなのですが。
だから消耗品は絶対に他メーカーのものが使えないわけです。
ものすごい開発費を消耗品だけで回収しなければならないのですから。
互換性は小さいほどおいしいというわけですね。
消費者は不満に感じる部分です。
とはいえ、なんのかんの言って便利な道具も多いです。
ともあれ本体を安く手に入れられるのはいいことはいいのです。
でも、メーカーの戦略にうまうまと乗ってしまうのもちょっとシャクですね。
賢く対していけるよう、買う前にちょっと立ち止まって考えるくらいはしたいものです。
『切抜き速報 食と生活版』 2009年11号80頁に記事転載
【編集部.M】







