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2009年04月18日

●救急医療の記事はいずこに?

記事の分類はむずかしい

たとえば「医療と安全管理総集版」で救急医療関係の記事の場合。
最近とみに露出度が増えている救急搬送受け入れ拒否による患者死亡の記事は「医療安全管理」-「医療事故」に入ります。
ところが、一般的な救急医療の記事は「医療技術」に入れることになっています。
しかし、本当は切っても切り離せない内容です。
当然のことながら、なるべくなら並べて掲載したい。

どうしたらいいでしょう?

現在、本誌では「医療安全管理」を優先させることになっていますので、救急搬送受け入れ拒否-患者死亡の記事はそちらで掲載することとなります。
そしてその根本的な原因となっている救急医療そのものの記事も、並べて掲載したいがゆえにそちらで掲載することとなります。
特に事故のことを扱っていない場合でも。
そして、受け入れ拒否の記事などない後の号で救急医療について掲載したいときは本来の「医療技術」の中に入ることとなります。

救急医療一般の内容でも、元が受け入れ拒否に端を発したものであるばあい「医療安全管理」で扱うこともあります。

ずっと通してみると、同テーマの記事がその両者間を行ったり来たりすることになります。

これはあまり良くない形です。
でも、現状ではどうしようもない面があります。

どうしたらいいでしょう?

ひとつは「医療安全管理」優先の原則を破り、すべて「医療技術」のところで扱うことでしょうか。
これが最も簡単で現実的。
しかし、患者死亡の記事などは、ここで扱うのに若干違和感があります。

また、ひとつは「救急医療」という項目を作ってしまうことですね。
そして、患者死亡の場合も含めて、そこだけで掲載すること。
この場合も、「医療安全管理」優先の原則は守らないことになります。
そしてまた、妊婦の救急搬送受け入れ拒否の場合でも、この新項目で扱いたいわけですが、今度は一般的な周産期医療を本来扱う場所、やはり「医療技術」となるでしょうが、そこと分かれてしまうことになります。
なかなかうまくいきません。

すべてがきれいに収まる分類は、新聞記事のような現実社会を切り取ってくる素材を扱っている限り難しいものですね。
人の世はあまりシンプルではありません。
ほとんどの記事が複数の項目にまたがってくるとすら言えそうです。
おおむねのところ、いずれかの項目に決めてしまい、そこで扱うことになります。
このテーマはこの項目で、と。
それを原則として。
でも、上記のように背反する原則が並び立つことになると、矛盾が発生します。
原則はさまざまな要因で設定するので、どちらも外せないということもあります。
結局、やっぱり、悩んでしまうことになるのですね。

あまりノーマルではない斬新な分類が必要なのかもしれません。
なにかいい方法、いい分類がないか、日々研究してはいますが。

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