●帝王切開
なぜ帝王?
「帝王切開」という言葉は普通に使われています。
報道などでも、日常的な会話でも。
でも、よく考えてみると語源を知りません。
なぜ「帝王」なんて大層な呼び名がついているのでしょう?
帝王って誰のことなんでしょう?
結論から言うと、この「帝王」はユリウス・カエサル(英語読みならジュリアス・シーザー)さんのことでした。
言わずもがなですが、古代ローマの初代皇帝ですね。
個人的には「ガリア戦記」と塩野七生さんの「ローマ人の物語」でおなじみの人です。
彼がこの外科的手術によってとりあげられたので帝王切開と呼ぶようになったそうです。
ラテン語で「セクティオ・カエサレア」というそうです。
もちろん、こういう伝説には異説が存在します。
「切る」というラテン語は「カエスル」だそうで、「カエサル」と似ているので混同されたのではという説です。
ちなみに先日ちょっと触れた大槻文彦さんの「言海」にはどうやら「帝王」という言葉がないようです。
明治期には存在しない言葉だったのでしょうか?
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