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2007年06月30日

●幼児期の人間形成

 幼児期の子どもは、他者との関わりのなかで、特に養育者や保育者との信頼関係のなかで、その情緒を安定させ、他者に対する愛情や信頼感、自己の自主性や他者との協調性といった人間関係の基礎を形成していきます。そして、子どもは成長する過程において、大人に受け入れられ、認められ、愛され、励まされることを通して自信を持ち、自尊感情が育ち、物事に取り組む意欲をもてるようになります。この意欲こそが生きる力といえます。

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2007年06月29日

●保育者の役割

『幼稚園教育要領』第1章総則1の「幼稚園教育の基本」は次のように述べています。

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2007年06月28日

●学校教育法第77条 - 幼稚園の目的 -

学校教育法第77条では,幼稚園の目的を規定して,「幼稚園は,幼児を保育し,適当な環境を与えて,その心身の発達を助長することを目的とする。」と述べています。すなわち幼稚園教育の目的は,幼児にふさわしい環境を用意して,そこで幼児を生活させ,望ましい方向に心身の発達がよりよく促進されるように指導することにあります。しかし,この目的は,幼稚園教育の意図すべき一般的方向を指示したものであり,またきわめて抽象的,概括的である。そこで学校教育法第78条では,この一般的な目的を実現するための目標として,次の五項目を示しています。

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2007年06月27日

●精神障害者の社会復帰について その2

未成年者の場合は,思春期の問題と病気になったという大きな問題をいかに理解し受け入れ,自己のアイデンティティーを構築して行くかが課題である。また教育分野における支援対策を講じていかなければならない。病気のために就学の継続が困難になった場合の学校側からの支援対策,さらには就学を断念し場合,後にあらためて復学できるような教育制度の確立が必要である。またその支援の際には,本人だけではなくその家族,特に母親に対しての心のケアも考慮に入れておく必要があります。
 

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2007年06月26日

●精神障害者の社会復帰について その1

精神障害者の抱える問題として,まず日本の精神病院のベッド数は,実数・人口比とも世界一であり,かつ長期入院者の占める割合が多いことが挙げられます。このことは,精神障害というその障害特性から医療との関わりは必要不可欠であることは確かではあるが,それよりも国の福祉施策が「施設への措置」という傾向に強く傾いていたことがその背景にあるといえます。しかし,1981年の「国際障害者年」を契機にノーマライゼーションの理念が世界的に広がり,日本もまた精神障害者を含め障害者全般の福祉施策を「脱施設化」,「地域への社会復帰」にその重きを置くようになりました。

 

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2007年06月25日

●青年期と老年期

青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。

【ルソー

2007年06月24日

●外遊び

子どもたちにとって地域が決して安全とはいえなくなってしまった今日。子どもを外で遊ばせることをためらう保護者の方々も多いと思います。また、そのためにせめて保護者自身が一緒に外遊びをしたくても、どうすれば良いのかよくわからない、なんて方もいらっしゃるかもしれません。

『五感使い 自然体験』(読売/07・4・16)

『乳幼児の外遊びサポート』(読売/07・5・19)

『親子で外遊び楽しもう』(岩手日報/07・5・2)

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2007年06月23日

●育ての心

自ら育つものを育てようとする心。

それが育ての心である。

世にこんな楽しい心があろうか。

それは明るい世界である。

育つものと育てるものとが、互いの結びつきにおいて相楽しんでいる心である。

【倉橋惣三 育ての心(上)】

2007年06月22日

●乳幼児の紫外線対策

梅雨に入ったものの、快晴が続くなど相も変わらずおかしな気候です。「今年は…」なんて話を毎年している気がしますが。いかがでしょう? 5-9月は紫外線が多い時期です。紫外線対策はお肌に気遣う女性のみらず、まだ皮膚が薄い乳幼児にとっても大切です。

 『外出時は肌ガードを』(北日本/07・5・19)

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2007年06月21日

●合理的配慮

先日、NHK教育テレビの「福祉」では、障害者権利条約が取り上げられていました。昨年12月に国連で採択された権利条約。しかし、その内容をどれほどの人が知り、理解しているのでしょうか。

『「障害者権利条約」自費出版』(読売/07・4・7)

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2007年06月20日

●幸せなら手をたたこう

If you're happy and you know it, clap your hands. If you're happy and you know it, clap your hands. If you're happy and you know it, then you really ought to show it [then your face will surely show it / and you really want to show it]. If you're happy and you know it, clap your hands. 

 

2007年06月19日

●アニメ離れ

子どもの「アニメ離れ」が進んでいるそうです。その背景には何があるのでしょうか。

『子供のアニメ離れ加速』(共同/07・4・11)

 

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2007年06月18日

●共生保育

特別な配慮を要する子どもは、機能的障碍を持つ子どものみではありません。宗教や文化、国籍においてマイノリティー(少数派)に入る子どもたちも同様です。これまで日本はその地理的条件のためか、ほぼ単一民族のみが暮らす社会でしたが、経済がグローバル化するにつれて外国の人々も日本で働くようになりました。そして、日本で家庭を持ち子どもを産み育てることも珍しくなくなりつつあります。そこで求められるものが、マイノリティーに属する子どもたちのための特別な配慮です。

『草の根の異文化交流 上下』(北陸中日/07・3・1) 

 

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2007年06月17日

●優しさの結晶

私たちは日常の中で得る情報のほとんどを視覚に頼っています。しかし、視覚に障碍がある場合にはその情報を得るための手段を他の器官機能で補うことになります。そのときに大きな役割を果たすものとして「点字」があります。

「触っても見ても分かる優れもの」(西日本新聞/07・3・18) 

 

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2007年06月16日

●これからの知的障害者福祉に求められる支援と専門性

 これからの知的障害者福祉の動向として重要なキーワードとしてあげられるものが,「地域福祉」です。

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2007年06月15日

●可能性を開く技術

身体機能を補完するものとして、コンピューターの存在は大きなものです。しかし重度の肢体不自由などの障碍を持つ場合、そのコンピューターを操作するためのキーボード入力やマウスを動かすことさえままならないことが多々あります。
そのような人たちのためにさらなる技術の進歩が、さらなる可能性を開きます。
『目がものを言うソフト』(毎日/07・4・13)

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2007年06月14日

●国を信じれますか?

今の年金制度は貯蓄方式ではなく賦課方式です。65歳以上の高齢者を対象とした年金の負担を、現役世代が納める保険料で賄うこととなっています。
少子高齢化が進む中、現役世代の数は高齢者の数に比べて減少していくなか、現役世代の負担がさらに増していくことに懸念され久しくなります。
そんななか、07年度版高齢社会白書が発表され、そこには新たな国の指針、考えが示されました。
『「65歳も支える側に」』(毎日/07・5・25)

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2007年06月13日

●最期の場所

私たち人間は必ず一度死にます。そこにはどんな例外ありません。しかし、最期はあくまでも「いつか」であり、「今」として意識にのぼることはなかなかありません。それは当たり前のことであり、またそれが生きるうえでの知恵なのかもしれません。
ただ高齢になってくると「最期」はより具体的な問題として浮かび上がってくるでしょう。それは高齢者を介護する家族や介護職の人々も、それが自分の「死」ではないにせよ、「最期をどう迎えるか」はもっと議論し考えて良い問題なのではないでしょうか。
『「最期は自宅で」12%→20%目標』(読売/07・5・2)

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2007年06月12日

●災害弱者

相次ぐ震災のなかで、高齢者や障碍者といった「災害弱者」をどう守っていくべきかについての議論がなされるようになりました。災害弱者と呼ばれる人たちを守るためには、彼らがどんなことに問題を抱えているのか、まずその実態を正確に把握する必要があります。そのうえで、あらかじめできる配慮、具体的な対応策が用意されなければなりません。

 『連載・助けて、わたしは動けない 上・中・下』(大分合同/07・4・24)

 障碍があっても地域で当たり前に暮らしたい。その想いを実行に移した一人の女性。しかしながら彼女は火災によってその命を奪われました。彼女を助けることはできなかったのか、今後同様の事故を防ぐためにはどうすれば良いか。その実態に迫った連載記事です。

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2007年06月11日

●答えのある場所

常に自分の中に答えを求めなさい。

周りの人や、周りの意見や、周りの言葉にまどわされていはいけません。

【アイリーン・キャディ】

2007年06月10日

●べてるの家

『幻聴さんと付き合おう』(岩手日報/07・3・13)

統合失調症など精神障害を抱える人たちは、幻聴などに基づく行動が社会生活でトラブルを引き起こすことが多い。このため、当事者は病気を隠して殻に閉じこもりがち。そんななか、障害を隠さず地域と共生する北海道浦河町の社会福祉法人「浦河べてるの家」のメンバーがこのほど、花巻市の東和総合福祉センターで講演。「幻聴」さんとともに前向きに生きようと呼びかけた。

 

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2007年06月09日

●道

この道より、我を生かす道なし、この道を歩く


     【武者小路 実篤】

 

2007年06月08日

●動物飼育と植物栽培の教育的意義

動物を育てるためには,毎日,餌を与えたり,飼育室を清潔に保ったりするといった世話をすることが必要です。また植物であっても種を植えてから,芽を出し,花を咲かすために,水をやり日光に当てるという世話が必要です。


子ども達はその過程で生きるために必要な諸条件の大切さを学ぶでしょうし,動物や植物の毎日の変化に関わることによってその成長を喜び,その小さな変化に驚くといった体験を持ち,さらに美しさの鑑賞や,優しい気持ちを育てることにつながります。さらにこれらの体験は自然のしくみをしる糸口となり,「科学する心」の始まりです。


これらの体験を得るということが,動物飼育と植物栽培の教育的意義そのものであるといえます。

2007年06月07日

●幼児教育の環境について留意する点

 第一に幼児の安全を確保する必要があります。幼児の動きを予測しつつ危険な箇所はないか確認し,幼児にとって安全な場を確保する必要があります。


第二に幼児の安心感を確保することです。特に保育の場において幼児はその両親から離れ,初めての集団生活を体験する場です。保育者は子ども一人ひとりが安心して園生活を送れるように,その気持ちに寄り添いながら,他の子ども達との仲間関係を調整していくことも重要です。

最後に,幼児の特性をしっかりと知っておくことが重要である。その時期の発達課題を明確にし,ねらいを持って適切に関わることが望まれる。またその際には平均的な発達段階にのみ囚われることなく,子ども一人ひとりの発達に目を留め,それを子ども一人ひとりの育ちとして認め,発達の過程として捉えていく態度が求められます。


 幼児は環境から直接的に知識や体験を学ぶのではなく,あくまでも両親・保育者をはじめとした周囲との大人たちがその間にたち関わることによって環境は教育的意義を持ちます。だからこそ大人たちは環境との間に立つ際にしっかりと留意する点があることを学ぶ必要があるのです。

2007年06月06日

●「福祉」

福祉とは人の幸せという意味です。

私たち一人ひとりが幸せに暮らせるために福祉はあります。

「偽善」といった言葉に惑わされて目を背けずにいて下さい。

福祉とは弱者と呼ばれる誰かのためではなく、あたなのため、私のためにあるのです。

それは人間だからこそなのです。


2007年06月05日

●幼児にとっての環境の意味

幼稚園教育要領において,「幼児教育は,幼児の特性を踏まえ環境を通して行うものであることを基本とする」と述べられているように,幼児にとって環境は大切なものです。

幼児は環境を通して,心身の健康を育み,人間関係を学び,その過程で言葉を習得し,そして自分の思いを表現する大切さを学びます。しかしながら幼児は環境から直接に知識や経験を学ぶのではありません。両親,保育者といった周囲の大人たちが環境と幼児の間に立ち配慮を持って関わることによって,その学びを得ることができるのです。その意味では周囲の大人たちも幼児にとって大切な環境であるといえます。だからこそ「環境こそは教育者である」といっても過言ではないといえるのでしょう。

2007年06月04日

●アンパンマンの歌

『子どもの好きな歌首位』(日経MJ/07・4・25)
バンダイが調査した子どもの好きな歌に関する調査で、「それゆけ!アンパンマン」の歌が圧倒的な支持を集めたそうです。
特に0歳から2歳の子どもでは19.8%と圧倒的な支持を取り付け、以下に続く「ぞうさん」や「いぬのおまわりさん」を大きく引き離したとのこと。
「今の子どもにとっては童謡のような存在になっているのかもしれない」
と記事はバンダイのコメントを紹介しています。
アニメソングが「童謡」として歌い継がれるようになるのも新しい時代の流れなのかもしれませんね。
保育と幼児教育版.07年.7号.24頁に記事掲載】

2007年06月03日

●知能検査

知能検査には一人の検査者が一人の被験者を検査する個人式と一人もしくは複数の検査者が多勢の人たちを同時に検査する集団式があります。個人式にはビネー式、WAIS、WASC、WPPSIなど、集団式には言語検査、動作性検査、混合型検査があります。

 保育者は,子どもと関わるなかで,絶えず“子どもを理解する”努力をしているといえます。そのときに主観的判断に加え,客観的な情報を得る上で,検査は有効です。


 観察や検査を通して,「ここまで発達している」「ここまではできる」「どんなことが得意で,どんなことが苦手か」という視点で,子どもの実態を捉え,保育目標や保育内容等の計画を立て,次の指導に役立てることができます。決して、子どもを価値付けし、差別するものではないことに留意することが必要です。

 

2007年06月02日

●スキット

行動を好ましい方向へ変容する方法の一つとしてスキット(寸劇)があります。

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2007年06月01日

●心理学と保育

保育、幼児教育の目的は、子ども一人ひとりの個に応じた発達を、環境を通して遊びながら、支え援助することにあります。 このため、保育者は子どもたちが歩む平均的な発達段階を学んでおくことが必要です。そのために発達心理学や臨床心理学の知見を学ぶ必要があるといえます。ここでは、臨床心理学の目的についてまとめたいと思います。

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