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2007年08月29日

●ネットカフェ難民

「ネットカフェ難民」という言葉が登場したのはいつのことだったでしょうか。

『ネットカフェ難民5400人』(毎日/07・8・28)

「ネットカフェ難民」=住居がなくネットカフェやマンガ喫茶などに寝泊りするものが、全国で約5400人(推計)にも上ることが、厚生労働省の初の調査で明らかになったということです。

彼らの内訳は、アルバイトや派遣など非正規労働が約2700人で最も多く、職を探している失業者が約1300人、職を探していない無業者が約900人、正社員が約300人など。とされています。

今回の調査で「ネットカフェ難民」が相当数いることが明らかになり、公的な支援の必要性が認められます。正規・非正規の賃金格差の問題、それ以前に仕事すら見つからないものたちを、どう支援していくのか。仕事がないから住居を確保できない→住居を確保できないから仕事が見つからない、といった負のスパイラルをどのようにして断ち切るのかが課題です。

一億総中流といわれた時代は過去のものとなり、今回のネットカフェ難民の問題と併せてホームレス問題、そして生活保護世帯の問題などからも、日本において「貧困層」が確実にあり、そして増え続けていることがわかります。「貧困層」を放置することは、結果として他の層の人々の暮らしの根底の安心を揺らがすことにもつながってきます。人事としておくのではなく、自身の問題として捉え、考え、国の政策を後押しし、動かしていくことが今私達一人ひとりに求められます。

 

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