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2007年08月30日

●自尊心

日本人という国民性は「自尊心」が低いといわれていましたが、その実際は…。

『自尊心の高さ 実は米中並み』(共同/07・6・17)

 

- 謙遜を美徳とし、プライドを表に出さない日本人も、自尊心の高さは米国人や中国人並み - 

潜在意識を読み取る最新の心理テストを使って行なった国際比較でこのような日本人像が浮かび上がったそうです。「日本人は卑屈」といった偏見の解消につながりそうだと記事は述べています。

「日本では、高い自尊心を示すと人から示すと好かれない傾向がある。それが背景にありようだ」

と、今回の研究に携わった山口勧教授はいいます。

気になることは、ここでいう「自尊心」とは何であるのかがいまひとつ具体的につかめないことでしょうか。「自尊心」=「自分を愛することのできる感情」であるのならば、それは保育、教育を問わずに育てることを大切にしていきたものではないでしょうか。自身を愛すことができない者が、他者を愛することをできるはずはないのですから。

日本人が好むのは謙虚な心ではないでしょうか。己を律して、公のために私を滅するなどという物語は、古来より日本人に好まれてきました。日本人は自身の自尊心のために、その自尊心を露にしないことを美徳としてきたように思います。このあたりが、外国人からしてみればわかりにくいのかもしれませんね。

いずれにせよ、自尊心はあるに決まっているのです。と思うのですが、どうでしょう?

教育版.07年.9号.48頁に記事掲載】

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