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2009年03月28日

●フィルム・ノワールといわれる映画

主に暗黒街を描いた映画からその語源が出たように思われます。

派手なドンパチといったやたらに銃撃がる作品ではなく、登場人物も諦観したような性格で、地味でかつ観客の心をとらえた作品が多いというのも事実でしょう。フランスがその語源といわれてます。どんな作品がそうなのか、代表的な監督にジャン・ピエール・メルビルがいます。「サムライ」という映画などがそうでしょう。アラン・ドロン扮する殺し屋は一匹狼で、与えられた仕事をたんたんとこなし、住んでいるアパートは何もなく、ただ鳥が一羽だけいるという設定でした。ギャングものでなくともメルビルはフィルム・ノワールの巨匠に価する秀作映画があります。フランスのレジスタンスを描いた「影の軍隊」がそうでした。冷たい寒々とした描写からナチスに抵抗するレジスタンスの厳しさが伝わってきました。レジスタンスの一人が処刑されるシーンなどメルビルならではの描写が観客の胸に響いてくる作品でした。

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