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2009年04月13日

●生活指導

人とかかわる力を育む

熊本県では、県内の高校教師らが集まり学習会を開いています。

目指すは「生徒が日常生活の中から学び、成長する場をつくるための指導」とし、情報交換を行い、スキルアップにつなげることだそうです。

人間関係を築くのが苦手な生徒たちに、どう関わり合うきっかけを作れるのか、朝のショートホームルームで実際あった出来事を再現しながらのワークショップです。

例に挙げられた高校のショートルームは、生徒が司会進行を務めています。

班ごとに出欠の確認をし、班長が担任に報告するという形式をとり、お互い無視し合わない関係をつくるように仕掛けられています。

生徒からの確認後、先生からの話があります。

ある生徒が、あと1時間、国語の授業を欠席すると単位を落としてしまうことを皆に伝えると、生徒の一人が手を挙げ、連絡役を引き受けたということが実際にあったそうです。

他人には無関心の生徒が連絡役になり、その生徒は救われたといいます。

5分、10分というショートルームで、生徒の意見を引き出すことは容易ではありません。

しかし、人とつながりたいという多くの生徒が持つ欲求を引き出すには、日常の訓練を積み重ね、ハードルを低くしていくことが重要だとしています。

高校生にもなると、同じようなグループでの関わりが多くなるでしょう。

誰とでも関われる環境作りが生徒たち、将来の人との関わりの中でも発揮されるでしょう。

毎日の積み重ね、見直していく必要がありそうです。 

教育版2009年4号116頁に記事掲載】

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