●大型映画の系譜1
シネマスコープの登場です。
映画の歴史はモノクロ、サイレント、カラーとなっていきました。カラーは第2次大戦前にもアメリカで鑑賞に耐える美しさを有してました。その代表が「風と共に去りぬ」のテクニカラーでしょう。戦後はアメリカでのテレビによる観客減から、劇場でしか体験できない画面ということで大型化に踏み切りました。それがシネマスコープです、現在でもアメリカ映画のアクション、SFなどのジャンルでこのサイズで上映されてます。普通の35ミリのフィルムを撮影に際して、左右の幅がとれるよう画面を圧縮するレンズをつけて、撮影します。プリントして上映するさいは再び左右を拡大するレンズをつけて上映するシステムがこのシネマスコープです。第1作はスペクタクル聖書ものの「聖衣」でした。スペクタクルとはいっても今日からみれば、どうということもないシーンがでてくるだけでしたが、筆者が驚いたのが、雷鳴の音響でした、4本か6本のスピーカーが劇場に設置されているので、左右からの音響が凄かったという印象でした。シネマスコープの画面における芸術的創造性も「エデンの東」におけるテッド・マッコードの撮影の見事さなども進歩していきました。
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