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2009年06月27日

●オーガニック ガーデン

虫と一緒に

毎朝、自転車で通る道に手入れの行き届いた、ステキな庭がある家があります。

色とりどりの花が咲き、とても美しいのです。

しかしいま、病害虫が発生するなど大変な季節。

殺虫剤などの農薬に頼るのも1つですが、虫も一緒に共存した庭にするという選択もあるのです。

それが、オーガニックガーデン、といいますが、聞いたことはありますか。

具体的にはどういうものなのでしょう。

ポイントがあるようです。

1つ目は、剪定し、風通しや日当たりをよくすること。

2つ目は、堆肥を使って健康な土を作ること。

3つ目は、多種多様の植物を植えること。

4つ目は、気候風土に合った在来種または帰化して長い外来種を選ぶこと。

これらがすべてではありませんが、ざっとこんな感じのものだそうです。

基本は、生態系を活かすことにあるようです。

庭の植物を食べる虫、その虫を食べる虫や鳥、その排せつ物や死骸を土壌が微生物に分解し、植物がこれを吸収する。

生き物のつながりを大切にすることで成り立っています。

無農薬にした途端、害虫が大発生することもあるようですが、時間とともに落ち着くといいます。

といっても落ち着かないのは、こちら人間の気持ちだと思います。

長い間、虫のいない清潔、クリーンな世界に慣れてしまうと仕方ないのかもしれません。

そこでどうしてもの場合は、ニンニク、トウガラシ、ドクダミ、木酢液を使った自然農薬という手があります。

これを薄めて4、5日おきにスプレーすると少しは虫を遠ざけることができるようです。

虫一匹いない部屋にいることが当たり前になると、本来の生物のつながりの姿を忘れてしまいがちです。

それが、良い悪いは別として、自然の命の有り様ををよく知った上で、いまの生活を考え過ごしたいものです。

科学と環境版2009年7号20頁に記事掲載】

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