経済協力開発機構(OECD)が実施した学習到達度調査(PISA)の2012年度調査(65カ国の国・地域、15歳51万人を対象)に関する関連報道を収録。調査結果概要はもちろん、結果を踏まえた各紙の論調や有識者の分析記事も収録しました。過去のTIMSSや表現力、論理的思考を養う教育現場の取組みも併せてご紹介します。
- PISA2012
- 「過去最高得点」のなかに見えてきた課題とはPISA2012年度調査を振り返ります。-総論-・「脱ゆとりの成果」と文科省・数学 応用力に見る得意・不得意の差・解法よりもプロセスを重視し始めた学習法 入試や塾に波及も・男子は長文が苦手?読解力は女子が優位・ネット経験で得点差 文科省は相関に慎重意見・ダントツ1位 上海の取り組みと上位20位 各国の取り組み一覧-問題解決能力-・日本3位 家庭環境による差 小さいとの調査結果・コンピュータ使った試験初めて。差はIT機器使用による慣れも原因か・自己評価が低いのは忍耐性や柔軟性-海外の事情-・地域任せが原因か スウェーデン学力急落のなぜ・公平、人への投資に社会的理解 フィンランドの教育現場など。
- 社説・論説・意見
- 「脱ゆとり教育で向上は疑問」の声も各紙の社説・論説を読み比べします。・さらに教師力向上を(産経)・「脱ゆとり教育で向上は疑問」(池上彰氏、藤原和博氏)・秋田型授業 子どもを伸ばすためのコツはどこにある?など。
- 過去の関連記事再録
- 論理的思考・表現力養成へ 教育現場の足跡論理的思考・表現力養成 日本の教育現場の取り組みを振り返ります。・(2007年年-2011年)国際数学・理科教育動向調査(TIMSS) 科学と環境版、教育版から・考える、伝える 鍵はグループ討議にありなど。