衆参とも2/3を超える改憲勢力を抱え、事実上いつでも改憲に必要な国民投票にまで持ちこめる現在の国会情勢。平和憲法と謳われている憲法9条においても議論が盛んに行われています。本誌は2018年憲法記念日を中心に、各紙で掲載された社説・論説で、改憲の必要性がどのように主張されたのか一覧することが出来ます。
- 全国紙
- 朝日 政治不信 改憲語る資格ない▼朝日 政治不信 改憲語る資格ない
▼産経 自ら守る憲法に改正を
▼日経 環境整備優先を
▼毎日 国会による首相権限の統制を
▼読売 自衛隊違憲論の払しょくを
- 北海道・東北
- 北海道 いま改憲の必要性はない▼北海道 いま改憲の必要性はない
▼岩手日報 憲法深く考える機会に
▼福島民報 憲法と地方自治の関係を考える
など。
- 関東・甲信越・北陸・東海
- 東京 追加・変更は運用・意味に多大な影響▼東京 追加・変更は運用・意味に多大な影響
▼新潟日報 改憲 根底から議論を
▼信濃毎日 国民統制の動きに厳しい目を
▼静岡 平和をめぐる骨太の議論が必要
など。
- 関西・中国
- 京都 改憲には厳格な理由が必要▼京都 改憲には厳格な理由が必要
▼神戸 国のかたち 自ら考える姿勢を
▼山口 国民理解は広がっていない
▼愛媛 災害対応は改憲の口実
など。
- 九州・沖縄
- 西日本 為政者の姿勢問われる▼西日本 為政者の姿勢問われる
▼熊本日日 議論には政治への信頼と安定が不可欠
▼沖縄タイムス 信頼なくして改憲なし
▼琉球新報 国民は理念を支持
など。